2013年 08月 05日
NSR50/NSR80/NSRminiアナログ電装
質問が多いのでNSRのアナログ電装についてまとめてみます(※2010年の記事の改訂版です)

レースではNSR後期('95~)、NSRmini前期(~'01)の電装はアナログ電装に変えるというのはほぼ常識になっています。
でもいまいちわからないのが実際にパーツをそろえる時にどのCDI、どのハーネスを使えば良いのか?という事です。
多くの人が迷っているみたいですね。


新たに電装を作る場合に当店で薦めているのは
POSH スーパーバトルCDI(銀ポッシュ)品番220060※現在黒ポッシュに変わってます品番220062
POSH SPレーシングハーネスキット 品番220213
の組み合わせです。

アルフィンではCDIとSPハーネスのセット 品番A-N01を販売していますので迷ったらこれをご購入してもらえれば間違いないです。
あとは写真右の様な’94以前NSR(または’02以降mini用)のステーターコイルとフライホイール。
そしてデジタル電装と共通で使えるイグニッションコイル、プラグキャップ、プラグが有ればNSRのレース用車両はエンジンを掛けられます。
NSR50/NSR80/NSRminiアナログ電装_d0067418_167084.jpg


下の写真は品番A-N01 CDI+SPハーネスキットを繋いだものです。
※2013年から銀ポッシュから黒ポッシュに変更になっています。
NSR50/NSR80/NSRminiアナログ電装_d0067418_1611301.jpg

キルスイッチも付属しており、配線は色分けしてある為に接続は簡単!
誰でもボルトオン装着が可能です。
エンジン側の配線はイグニッションコイルに繋ぐ平たいのが2つ、フレームアース用の緑配線が1つ、エンジンからの信号を読み取る為の青い配線と赤い配線のみと非常にシンプルです。
エンジン側とは青配線を青黄配線に繋げて、赤配線を黒赤配線に繋げます

ただエンジン側のステーターコイルからの配線は年式によって違うものがあるみたいです。
通常ギボシ接続ですが3ピン平カプラーの場合も有るんですよ
(中古で買った時のアルフィン1号機は3ピン平だった)
黒赤と青黄と緑の配線になっているのは同じだと思うのでカプラー形状が違う場合には付け替えてください。
またステーターコイルからの配線が短くなっている場合も有ります。
その場合は配線を延長してください。
ちなみにエンジン側からの緑配線はどこにも繋がなくても大丈夫です。

またPOSHのレーシングSPハーネスはPOSH CDIの品番220062(220060)と610060に合う様に作られています。’02以降のNSRmini、NS50RのCDIとはカプラー形状が違いますのでご注意を。

もう一つアナログ電装でレーサーを作る場合NSR80はNSR50と同じ電装系で問題ありません。
NSRmini・NS50RのCDIはNSR80純正CDIと同じですしね。
某サイトの質問コーナーの答えでNSR80は80専用CDIじゃなきゃ駄目って書いてますが、そんなことは無いですよ(^^;
アルフィンのNSR80は前期NSR50用の電装にしていますが普通に動いてます。

ご質問、ご注文はパーツショップアルフィンまで

by alphin-r | 2013-08-05 15:06 | NSR電装系


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