前から進めていたALPHIN号50ccエンジン2号機の組み上げですが先ほど完了しました(o ̄▽ ̄)ノ
今回はすでに持っているパーツを主に、必要部品の交換だけをしたローコストエンジンです。
ケースは貰った中期の状態が歪みも無く良かったので再使用、ミッションも再使用です。
クランクシャフトは状態の良いminiクランクシャフト中古を再使用、ベアリングは新品に打ち変えて芯だしをしました。
シリンダー、シリンダーヘッドはスペアで持っていたmini中古。
その他、ケースのボルトやシリンダースタッドボルトは新品に変更してます。
これは曲がったボルトを再使用するとせっかくの芯だしが無駄になるという、腰下を組んだMIDLINEのこだわりです。
今の1号機エンジンのあたりが付いてきたら2号機に積み替えて走ってみようと思います。
こっちの方が調子良かったりして・・・・(笑)
NSRの配線について書いておいた方が良い事が有ったので以下記載します。
NSR50/NSR80の'95~のデジタル点火系をNSR前期やNSRminiのアナログ点火に変更するのは常識化してますが、現在新品ではステーターコイルなどの部品はメーカー生産終了で買えません。
中古を手に入れるしかないのが現状です。
昨年まで新車で販売されていたNSRminiやNS50Rの部品としても無いんですよね。
これはメーカーとしてはどうなのかと思いますが・・・・
話が逸れましたが、問題は中古で買ったNSR50/80の場合は配線が自由に加工されているものが非常に多いという事です。
今回貰ったエンジンから出ている点火系の配線は下記でした。
3Pカプラーで色は 白/青、緑、青/黄 です。
こんな配線はNSRには無いはずです。
で、ステーターの方を見ると・・・・

ちゃんと黒/赤=点火 青/黄=パルス になってます。
で、ビニールテープに巻かれた途中の配線を見ると・・・・
やっぱり色違いに変えられてますね。
で、1号機や80エンジンと同じSPハーネスに合う様にカプラーを変えました。
こんな感じで製作者が自由に変えている例はかなり多いみたいです。
中古の配線を使う場合には、このような落とし穴の可能性が有りますのでご注意を。