先日トミンサーキットの走行時に新たに寄集めで組んだ2号機エンジンのウォーターポンプメカニカルシール損傷が発覚。
現地で1号機からケースカバーごと交換する羽目になった原因の修理を昨日しました。
まずウォーターポンプのメカニカルシールが逝ってるとこのパイプから水が漏ってきます(下の写真参考)
ここから冷却水がポタポタ出る場合には、ケース内部にも水が回っているはず。
ミッションオイルに水が混ざっている場合はメカニカルシールが怪しいです。
2号機エンジンの場合にはこのパイプから雫の様にゆっくり漏れているぐらいでしたが、とりあえず走行は止めておきました。

ケースカバーを外してウォーターポンプの羽を取ります。
すると裏側からシャフトも抜けます。
ウォーターポンプのベアリングをベアリングリムーバーで外して・・・

オイルシールを外して、さらに裏側からたたいてメカニカルシールのベースを取ります。
メカニカルシールさすがに錆びてますね。ゴムも劣化している様です。

新品のメカニカルシール周りパーツ。

オイルシールを付けてベアリングを入れて、ベースをはめこみ、メカニカルシール本体を入れる。

あとは羽の裏側のゴムも変更して羽を付けて完成。
※写真だとOリング溝に掃除後のカスが有りますが、組む前にちゃんと掃除しましょうね

あとはエンジン掛けて水漏れ等無いかチェックです。
以上、古いエンジンだと有りがちなトラブルなのでご注意を。