これ書いて良いか迷ったんですが、ミニバイクレースをやっているライダーの方々の為を思って記事にします。
※写真は1998年筑波サーキット1ヘア。TZR250RSPのSP250仕様に乗る若かりし日の自分です(笑)

アルフィン号NSRminiSP12仕様ですが、トミンBでのバイク乗り比べで明らかにパワーが無い事が発覚。
(最近NSR80ばかり乗っていたので50はこんなもんだろうと思っていた)
この際シリンダーを新品購入する事にしました。
併せてピストンも新品で取り寄せたんですが、箱を開けてみるとなんだかずいぶん白い。
ストック分のピストンと比べてみてもやはり白いですね~。
まあ~色については良いんですが、問題なのは製品の汚さ。
ちょっとこのバリは無いんじゃないの~?
多くのミニバイクレースのSP12/SP50クラスではピストンのバリ取りは認められていません。
シリンダーやピストンの当たりを取るのも禁止です。
とにかくヤスリなどの類をエンジン内部部品に当てるのは禁止です。
メーカー出荷時そのままの状態で組むのが規則です。
で・す・が・~! こんな不良品(書いちゃったw)そのまま組んだらエンジンダメにする可能性が有ります。
ですから僕はピストンのバリ取りしちゃいます。
(シリンダーはいざと言う時に使えないと困るのでしません、ポートとか凄く汚いけど・・・)
要はこのピストンで規則が厳しいレースに出なきゃ良いんでしょう。
練習だったら関係ないですからね。
でも僕が関東選手権SP250クラスに出ていた時もピストン、シリンダーのバリ取りや当たり取りは当然認められていましたよ。
ミニバイクのSPクラスでは一切ダメと聞いてびっくりしました。
もともと規則であれもダメこれもダメとなったのは、レース全盛期に規則を拡大解釈して実質ポート加工やピストン加工をしたショップやライダー達の負の遺産です。
でも新規に始めたライダーからすると異常に厳しい規則ですよ。
主催者やEXPライダーは厳しくないと違反する奴が出てくると言いますが、やりたければEXPクラスのみ厳しくやれば良いんです。
中級クラスまではもっと規則を緩めても良いんじゃないかな?
またレース主催者の方はエントリー台数が減ってると嘆いていますが、サーキット走行を楽しんでいる30~50代のミニバイクライダーは最近増えてるんですよ。
ただ、規則が厳しすぎる面倒くさいレースには出たくないだけです。
その証拠に気軽に出れるイベントレースは結構にぎわってますからね。
ちょっと考えなおす時期なんじゃないかと思うんですがどうでしょ?
ま、本来はメーカーがちゃんとした部品だしてくれれば良いんですけどね( ̄~ ̄)
MADE IN JAPANのプライドは何処に?