HONDAで生産終了になってしまったNSR/NS50アナログ電装用のステーターコイル(エキサイタコイル/点火コイル)の互換品をCFPOSHで開発している話を以前からしていましたが、最終テストが終わって既に生産に入っており、7月末~8月初旬頃発売できる予定です。
メーカー希望小売価格6800円(税別)※予定
お待たせしている方々もう少しお待ちください。
aと書いてあるコイルの部分がエキサイタコイルです。
配線の出る箇所が純正品と反対側になります。
※写真はテスト品なので実際の製品と形状が異なる場合が有ります
今回製品となるのはエキサイタコイル(点火コイル)と配線部分です。
アルミステーターベースまで作るととても高価になってしまうのでこの形をとる事になりました。
ステーターベースとパルスジェネレータコイル(タイミングを読取る右側の小さいコイル)は純正を再利用します。
純正のエキサイタコイルはプラスネジでマウントされているので該当部分をドライバーで外して交換するだけです。
このコイルは純正と同等の性能になります。パワーアップするパーツでは無く、本来の状態に戻す為のパーツです。
桶川スポーツランドで開催されている関東ロードミニ選手権ともてぎ北ショート選手権ではSPクラスにおいてこのパーツへの変更が認められる事になっています。
いずれ他のコースでも認められる事になると思いますが、発売開始直後は出場レースのレギュレーションをご確認ください。
テストしていてわかったのは銅線の太さが0.1mm純正から太くなっても細くなっても本来の性能を発揮しないという事です。
0.2mm太い場合は8000rpmで明らかに吹け上がらなくなりました。
0.1mm違っただけでも高回転域で電圧が落ちてしまったんです。
純正は既に絶妙なバランスが取れているという事ですが、この電装のベースが作られたのは1980年代前半です。
やはりこの頃のHONDAの技術力は凄いですね!
またコイルは電磁石の原理で発電しますが、使われている銅線は熱に対して結構弱い物です。
長年の使用により銅線が劣化したり、配線交換等で過度にはんだ付けをして熱を加えすぎるとダメになってしまうそうです。
なんとなく高回転の調子が良くない等、思い当たる方は交換してみた方が良いと思います。
すでに何人かに口頭でご予約頂いていますが、かなり前からの事で多数の方に言われてるので覚えていない可能性も有ります。
申し訳有りませんが一度整理したいので再度ご連絡ください<(_ _)>