2018年 09月 12日
茂原耐久出場時の仕様
今回はNSR80HONDA純正ピストンでは無く、社外の他車種用ピストンセットを使用しました。
純正NSR80ピストンが手に入らない現在、NSR80延命為のテストとしての位置づけです。
ピストンはボアが少し大きいので、すり減ったNSR80シリンダーをやまっちさん(ガレージヤマダ)にボーリングして貰ったもので実質85cc弱の排気量になります。
今までのNSR80エンジンよりトルクが有り乗り易かったし、若干ですが最高速も伸びています。
耐久走行後(総走行2時間半)のエンジンチェックでも全く問題はありませんでした。
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最近の2stOPENクラスのレースでは85ccまでOKになっている事が多いので、焼き付かせてしまったり使い古したシリンダーを思い切ってボーリングしてしまえば良いですね。
シリンダーヘッド加工代、シリンダー加工代、アルミベース、ピストンKIT等、加工費とパーツ代を合わせて全部で30000円(税別)ぐらいです。
またピストンは12mm用のみなので、クランクシャフトも前期12mmのみ対応になります。
詳細は当店にお問い合わせください。
(申し訳有りませんがピストンメーカー等の質問にはお答えできません)

キャブレターはPWK28MにSHIFTUPレーシングファンネルを使用。
やはりタイヤカスが多い最近のサーキットではネットが有る方が安心ですね。
ジェットはMJ145 N68E4段目 SJ45でしたが、ちょっとMJが濃かったみたいです。
138番ぐらいでも大丈夫そう。
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ラジエターは岩手のKRFさんで加工して貰いました。
チューニングエンジンはビッグラジエターは必需品です。


リアサスペンションはアラゴスタに1150ポンドを使用。
リアタイヤの持ちの良さは変わらずでした(今回フロントの方が荒れました)
ただ茂原みたいにグリップが低く路面が荒れている場合はスプリングレートを落とした方がやはり乗りやすいみたいです。
1100ポンドで走った時の方が安心してコーナーを攻めれました。
基本的に自分はイニシャルはほぼ掛けずに、スプリング変更かダンパーで調整します。
アラゴスタとHALスプリングの組み合わせはイニシャルを締めこむとタイヤが荒れ易くなる傾向みたいです。
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他にも色々有りますが、今回はこの辺で。







by alphin-r | 2018-09-12 11:33 | ミニバイクパーツ


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